残る桜
一人暮らしのご自宅を後に、山下公園に近いこの
シルバーホームに入居なさったのんままさん。
喜寿の四ババが訪れました。
この素敵なラウンジでお寿司を頂きました。
1949年に山手のミッションスクールに入学して
出会った私達は、在学中はなんの接点もなくて、
バレーの選手で優しくて優雅なのんままさん、優
等生のホー子さん、ほっそり美人で静かな110さ
ん、先生を悩ませる暴れん坊のにゃんこさん、幼
稚でおバカな私。
そんな五人が何故かこの10年ほど親しくなりました、
ああ・不思議なエニシ。
ホー子さんも、二年前に都心の家を後にして、この
豪華ホームに入居、優雅な生活中。
終活は着々と進んでいます、にゃんこさんは、富岡八幡
でブルーシート暮らしを希望して、優しい110さんが
「蚊がいるのにー」と心配してます。
人生は誰が企んだものでもない、自分で企むしかないと
小林秀雄氏が書いています。
企むと言ったって、、難しーー。
散る桜、残る桜も散る桜。